ottori’s blog

書きたいことを書くだけの日記。日付がタイトルなのは、その日見た夢。

正月休み

正月にばあちゃんが旅立った。高校卒業後は、以前より会うこともだいぶ減っていたから、自分的にはあまり悲しさがないかもしれないと不安だったけど、流石に悲しかった。亡くなる2~3年前からボケてきて、自分が孫であることは何となくわかっている感じだけど、名前は思い出せないくらいボケていた。このとき、今までのばあちゃんは居なくなってしまったように感じたから、今回の死にもある程度心構えというか、もうじきだろうなと言う予感はあった。

しっかりと交流のあった人との死別というのは初めてで、もう溢れんばかりの涙が止まらぬものだと思ってたけど、そこまでではなかった。葬式の流れの中で、何箇所か泣きそうになる場面はあったけど、やはりずっと悲しくてどうしようもないわけではなかった。往生して亡くなったから、悲しんでもばあちゃんは喜ばないだろう。ただ、一つ心残りがあるとすれば、一人暮らしで亡くなり見つかったときには冷たくなっていたこと。その時、ばあちゃんはどんな思いだったのか。それが気になる。寝るようにして苦しんでいなかったのなら、少しは気が晴れる。

自分のことだと思うと恐ろしくなってきた。死ぬときなんか、倒れるとか、明らかに体調がおかしいとか無ければ、寝るようにして死んでたら例え近くに人がいても気付けないだろうと思う。今、一人暮らしだけど、たった今死んだら確実に助けなんて来ないし、見つかったときには絶対死んでる。意外とシは身近にあるもののような気がする。職場の掲示板に訃報が貼られるけど、一週間に一人は亡くなってる。

自分の目が届く範囲だけでもそんな頻繁に命が終わってるんだから、地球規模でみたら人の命なんて大したもんじゃない。やりたいことやって、何したって自分が楽しめることしないともったいない。なのに、今やりたくもない仕事して、気付けば一年経ってしまった。

だめだ。楽しいこともあるのに、文字に書き起こすとネガティブな部分に引き寄せられていくような感覚になる。極楽浄土に行けばポジィティブになれるはず。