ottori’s blog

書きたいことを書くだけの日記。日付がタイトルなのは、その日見た夢。

感動が薄れてきた

最近、感動できなくなってきた気がする。映画を見ても、観光スポットに行っても、アニメを見ても、何だか昔の方が純粋に楽しめてた気がする。

アニメとかに対しては「待てなくなった」。ちょっとでもつまらない場面があると、そこで見るのを辞める。映画でもそう。映画だとレンタルとかしたりして有料だから、もったいない精神で無理やり見るけど、やっぱ雑念が入って楽しみ切れない。最近はアニメも映画もサブスクで見るようになって、お金を使ってもったいないから見よう、とも思うけどやっぱり待つ苦痛のほうが大きい。だから、中高で見てた物の方が面白いって感じてしまう。

「昔の方が良かった」なんて言うことになるとは……

でも、変わらない感動もある。季節の変化を匂いで感じるときは、なんだか嬉しい。これは小さい時の感情とそんなに変わってない。今の夏になり始める時期の匂いは一番好きで、ずっと嗅いでいたい。田んぼに水を張り始めるときの匂いも好き。あと、夕方に聞こえるカエルの鳴き声も嫌いじゃない。真夏のセミの鳴き声もまじで好き。エアコンの効いた部屋から外に出るときのムワってした空気と匂いも良い。夏最高!

なんでこんな夏が好きなのか、多分小さい頃から夏休みに毎年キャンプ行ってたからだと思う。小学生の頃は、夏休みのキャンプがドチャクソ楽しみだった。ほんとにすんごい楽しみだった。だから、夏が大好き。

話が逸れちまった。感動ね。昔は感動しなかったけど、今は感動するものもある。空想上のものじゃないこと、例えばドキュメンタリーだったり、家族の話とか、誰々が亡くなったとか、パラリンピックとか、涙脆くなってる事は違いない。

今、ふと気がついた。感動が少なくなったわけじゃなく、楽しさが少なくなってることに。むしろ、感動して涙が出る機会は増えてたわ。長く生きて色々なことを勉強したら、純粋に楽しむことは出来なくなってしまうんだなぁ。その代わり、色んなことを経験を照らし合わせて想像できるようになったから、共感する力が増えただけなのかも。

何に楽しさを感じるかなんて、自分が一番わかってなきゃいかんよな。そんなもんでもないのか。もうわからん。楽しいことしたいなぁ。